用語解説

ま行

三具足 みつぐそく
仏前に配置される、香炉・花瓶・燭台の三種類をいう。花瓶・燭台が各一対と香炉一口の五つを五具足という。
無字 むじ
「狗子に仏性ありや、またなしや」の問いに対する趙州和尚の「無」という答えのこと。いわゆる「無字」の公案として、最初に与えられる問題。
木板 もくはん
=板(はん)を参照。
帽子 もうす
僧が法式のときに着用する帽子のこと。
黙照禅 もくしょうぜん
曹洞系の只管打坐の禅風を称してかくいう。
文殊菩薩 もんじゅぼさつ
禅堂内に祀られる。通常、聖僧という。
問訊 もんじん
掌を合わせ、体を曲げて礼拝すること。
門送 もんそう
禅門での送迎の礼式のひとつ。客を門の外まで出て見送ること。
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