まだ掲載されていない本山は準備中です。順次公開してまいります。
法堂天井 雲龍図
ご開山関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が55歳のとき、8年の歳月を要して描きあげたとされる。直径12mあり、龍の目は円相の中心に描かれるが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見え、通称「八方にらみの龍」という。重要文化財。
法堂などに龍図は描かれていませんが、山内の伽藍の配置により龍をあらわしています。
[放生池(ほうじょういけ)]
放生とは捕らえられた生き物を放して功徳を積むことで、この池で放生会という儀式が行われます。またこの池は、龍の心臓部分
をあらわしています。
[龍目井(りゅうもくせい)]
黄檗山全体を龍の体にたとえ、この井戸は龍の目を、周辺の小川は口を、松はひげをあらわしています。
[石條]
龍の背の鱗をモチーフ化したものです。
[蛇腹天井]
黄檗天井ともいい、龍の腹を表わしています。本堂のほか、法堂、開山堂の主要建造物の正面一間分の軒下の垂木はこのように丸く、かまぼこ型をしています。
放生池 龍目井
等の由来
龍目井 石條 蛇腹天井
法堂天井 雲龍図
今尾景年(1845-1924)筆。
法堂天井 雲龍図
1814年(文化11年)に再建された建長寺の法堂には、これまで天井画がなかったが、建長寺創建750年記念事業として、平成14(2002)年、法堂天井に約80畳の小泉淳作
筆の雲龍図が掲げられた。
法堂天井画龍
堂本印象の筆。東西十二間南北六間の天井一面に描かれている。画龍延長百八十尺。胴の周り二十二尺六寸、珠の直径五尺二寸、顔の長さ十二尺、角の長さ十四尺、眼の直径二尺の大作。此を僅か十七日で完成させられた。
法堂天井 雲龍図
前田青邨監修、守屋多々志筆。
法堂天井 雲龍図
狩野探幽、35歳の筆。ゆるいドーム状になった天井に画かれた龍は「鳴き龍」と呼ばれ、地面の敷瓦の上で手を叩くと、天井の龍もズウゥゥンと共鳴して音をたてます。
虹梁に龍の彫刻
半僧坊真殿の紅梁に上り龍と下り龍の彫刻が施されている。
開山堂天井 龍図
法堂天井 雲龍図
平成9年、加山又造筆。
法堂天井 蟠龍図
慶長10年(1605)相国寺の法堂が五建された際、狩野光信によって画かれた本図は、円相内にその全容をくっきりと描き出されていて、彩色も実に綺麗に残っています。円相外に雲が画かれていたのですが、剥落し、今は僅しか残っていません。堂内
中央付近で手をたたくと、天井に反響してカラカラという音が返ってくるので、一名「鳴き龍」ともよばれます。
法堂天井 雲龍図
平成14年4月、建仁寺開創800年を慶讃して、法堂大天井に奉納されたもの。小泉淳作筆。108畳の大きさ。
法堂天井 雲龍図
作者・制作年不詳
法堂天井 雲龍図
文化7年、備中松山の画工、菅南山筆。
方丈天井 雲龍図