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雪月花つれづれ

商品番号
SETU
絶版:再版の予定はございません
2,030 円(税込)
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◆著者 平田精耕(ひらた せいこう)
大正13年8月26日京都に生まれる。京都大学文学部哲学科卒。天龍寺僧堂にて修行。のち、西ドイツ留学を経て(財)禅文化研究所理事長・所長を歴任。平成3年2月天龍寺派管長に就任。前天龍寺僧堂師家。著書に、「禅からの発想」「雪月花つれづれ」(禅文化研究所)、「活人禅」「禅語辞典」(PHP研究所)など。

平田精耕著(現 天龍寺派管長)
B6判/189頁/1992.5 発行
ISBN978-4-88182-088-9 C0015

◆抜粋
もはや現代世界は宗教か科学かの二者択一の時代を超え、東西両洋の境界をなくしつつあるように思える。宗教が科学の実情をうかがい、逆に科学が宗教を意識するだけで、従来の宗教も科学も大きく変わるであろう。窓に梅の花が一輪におうだけで、窓外の月はいつにもまして美しくなる。ちょっとしたことが大きく景色を変えるものである。(本文より)



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【もくじ】
賓主相見
鉄漢/大宗和尚のこと/大輝丸/草柳大蔵さんのこと/久松先生のこと/グンデルト博士/丸橋博行さんのこと/関牧翁老師をしのぶ

天下の蔭涼
三春雑感/動中静/竹のことは竹に習え/放談/一触即発/一円相/天下の蔭涼/臘八大接心/譲る心/不惜身命/和と不和/シッポの話/火の用心/すがすがしい話/乱に流れぬこと/三人称/臨死体験/関西の財界/無心と悟り/商道/終戦記念日にちなんで/安全第一/遅八刻/知足

国際交流
文化ギャップ/神の病/西欧人の神秘体験/ぶしつけな外国人求道者/深刻に問われる相関性/わたしのケルン/仏教とキリスト教/現代の宗教/科学と宗教/東西交流今昔/諸仏の密語/桜が結ぶもの/東西活路通ず/沈黙の対話/人類の平和と繁栄

茶席の禅語
喫茶去/麻三斤/無事是貴人/寿如南山/不是一番寒徹骨 争得梅花撲鼻香/尋常一様窓前月 纔有梅花便不同/笠重呉山雪 覆香楚地花/一花五葉開 結果自然成/山華開似綿 澗水湛如藍/青山元不動 白雲自去来/歩々清風起/瀧/薫風自南来 殿閣生微涼/熱時熱殺闍梨/破草蛙/吾心似秋月/体露金風/指月/珊瑚枝々●著月/一葉落知天下秋/採菊東籬下/坐一走七/主人公

あとがき
初出一覧