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道元禅師の『典座教訓』を読む

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tenzo
1,320 円(税込)
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曹洞宗の開祖・道元は、留学先の宋で二人の老典座(禅寺の食事を調える役僧)に出遭い、日常のすべてが仏道修行であり、そこに本務と雑務の区別がないことを悟る。そして帰朝後、日本最初の禅道場を開創するに際し、他の清規(修行僧のための規範)に先駆けて、仏道から「食」を論じた『典座教訓』を著す。本書は、その原典・書き下ろし・現代語訳・解説から成る。著者は道元思想に寄り添いつつ、食事を作ることを通して、いのちの深みや禅心を説く。「食」に携わる人びと、ひいては「食」を享けるすべての人に、今、読まれるべき一冊である。

秋月龍珉 著
高さ15cm文庫判/334頁
ISBN978-4-48009-696-8
1,320円(税込)
筑摩書房



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【もくじ】
1 道元禅師と『典座教訓』(禅僧道元はなぜ料理の本を書いたか―「まえがき」に代えて
著者道元禅師のこと
『典座教訓』という本について)
2 『典座教訓』を読む(六知事の一つ、典座
料理の専門家、典座
仏祖の遺訓
食材は自分のひとみだ
献立の決定 ほか)
3 原文・典座教訓