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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆総括◆

 年が明け、2月にもなると学生たちは春季長期休暇に入る。被災地で、ボランティア活動が要望されているならばと検討に入った。まずは、情報収集から始めた。なぜなら、第二陣三陣での活動を通して考えられる活動は専門職に限られてきており、ケア活動に移行してきたからだ。ボランティア活動に必要な支度物がだいぶ変わってくる。
 帰省中の谷藤指導員は、大槌町のボランティアセンターへ直接出向き、調査した。これまでは、行政が間に入っての活動だったので限られていたそうだが、行政から独立してボランティアセンターが動き出したとのこと。現地調査をすると、未着手な場所があった。活動内容は、第一陣と同様な労働があり、またその支度が必要であるということを知る。
 冬季休暇を終え、入手情報を伝え、第四陣の発足準備に入る。今回も第二陣と同じような長期休暇中の行程になる。禅塾が2月初旬に閉塾となることから、その後支度をして出発と企画する。2月の前半と後半の2案あったが、11ヶ月目を迎える2月11日を含めた上旬に決定する。また、3月になると彼岸行事や卒業、春季リーグなど諸行事があり、集まりにくいと考えた。第四陣を企画するにあたり、大槌町ボランティアセンターに電話にて最新情報をお聞きした。その際、「妙心寺花園大学さんには、以前数回ボランティアに入ってもらっている。もし今後も日程等調整がつくのであれば、来町していただきまた活動をお願いしたい。手伝ってもらいたい」とおっしゃっておられた。このことばを全体に伝え、第四陣の企画は加速した。妙心寺派宗務本所や花園大学に賛同を得て、御支援いただけることになった。参加希望者は塾外生からもあったが、最終的に禅塾生と卒塾学生のみにまとまったため、花園禅塾の塾心会の援助を柱とした。
 第一陣二陣と異なることは、気候。寒さ対策を考慮しなければならなかった。また、三陣以降に復興オープンした施設や店舗があることから、利用を含めての行程を考え直す必要があった。降雪の場合、瓦礫撤去の場合、傾聴の場合と活動内容は当日の天候などから判断されるとのこと。支度物はあらゆる場合を想定して準備しなければならなかった。しかし、今回は現地調達可能なまでに復興してきているので、不足品は今までとは違って調達できた。またそれが経済的被災地支援に繋がった。


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 活動期間中は、強風の日もあったが、全日程快晴に恵まれ、活動をしていると汗ばむほどであった。コインランドリーが数箇所に設置されていたので、我々が利用しても現地の方に迷惑にならないか視察をしてから判断した。利用可能であった為、洗濯しても乾かないということなく、着替えもこまめに取り入れることができた。
 また、復興支援活動をする場合は明るい色の服装で統一することが良いと判断した。被災地の方はボランティア隊が入ることに慣れておられた。明るい色で統一していると、身内だけでなく、現地の方々にも分かりやすく、受け入れられやすい。第三陣では仮設住宅地で住宅民の方々と接する活動に限られていたので、黒などの色で統一したが、今回は遠くからでも認知できる黄色のウィンドブレーカーに戻した。たとえ仮設施設での活動であっても、不審者扱いされることがなかった。

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 学生達は日に日に大震災のことが薄れてきているかと思いきや、そんなことはなく、覚悟をしっかりと持ち、常に何を求められていて、どう動くことができるかいう姿勢がみられた。結果、現地の職員の方々からは、仕事が速く、ていねいで元気があると感心されていた。反面、雑な仕事にならぬよう努めた。
 大槌町へのボランティア隊は今回の期間中、団体はほとんどなく、個人参加が数名いた程度だった。我が隊は町の担当職員と一緒に活動することが多く、認知され今後の活動に繋がりそうだ。
 宮古市の利用支援活動は、継続性が必要と感じた。継続して入ることで施設や住宅地の勝手を知り、できることや判断すべきことなど活動の幅が拡がると考えられた。
 活動期間中、中学校や給食センターの水道に問題があるらしく、午前授業の日々だった。高校生は期末考査中であった。そのなか、子ども達は私たちの為に仮設住宅に集まり、サプライズプレゼントのスウィーツを作ってくれた。また、その中には春、高校を卒業する男の子もおりお祝いと応援をした。子ども達も進級進学、就職と環境が変わってくる。また私達の大学生らも生活環境が変わってくる。大震災から3ヶ月ペースでボランティア活動をさせていただいてきたが、今後活動するにあたりメンバーが替わろうとも、培ってきたノウハウや子ども達との関わり、職員方との繋がりなど引き継ぎを速やかに、受け継ぎをたいせつにする必要性がでてくるであろうと考えられる。復旧し、復興も始まった被災地でまだまだ肉体労働は求められているようである。現在の寒さが和らいでくると活動内容が多種にわたるであろう。新年度へつなげていきたい。

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※東日本大震災復興支援ボランティア活動・・・第一陣~四陣現地活動隊のべ113人27日間

第四陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆7日目(最終日)◆

2月15日(水曜日)天気;晴れ
7:00 開静(中園)洗面朝課(維那;中園魚鱗;児嶋) 典座(萩原・長谷川)
ボランティア活動用品片付けタスキ回収
8:00 粥座~片付け、荷物整理、荷物積みこみ、各所片付け・復元、掃除
9:00 布団回収
9:55 下山諷経
10:10 大勝院出発
10:25 クロネコヤマトにて荷物発送。軽トラ組は宝来館に忘れ物回収。
12:05 遠野風の丘にて一休。
13:00 JR 新花巻駅到着。
   ボランティア隊第四陣の解散。
   泉和尚は13:22発に乗車。他15名は駅向かいの山猫軒にて斎座。
   斎座後、レンタカー返却と切符購入。
14:22 新花巻駅発に乗車。長谷川はその後、別便に乗車し秋田授業寺へ。
   それぞれ、帰路へ。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆6日目◆

2月14日(火曜日)天気;くもり
7:00 開静(松浦)洗面朝課(維那;松浦魚鱗;中園) 典座(啓・萩原) 日天掃除
7:40 粥座~片付け~支度
9:00 出発前ミィーティング~大勝院出発
9:35 ボラセン着~活動の指示を受け、現場へ移動
10:00 作業⑤開始
   前日までの作業して出た土嚢袋を全て回収。職員と指定集積所へ運ぶ。[16名]


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11:00 職員の案内で、大槌町内の被害状況を場所を移動しながら説明を受ける。
   途中、一同合掌する。
11:30 ボラセン着。中央公民館へ徒歩で移動。
   大槌町内を一望。四弘誓願文を一同読経する。
11:45 ボラセン発。
11:50 うな省にて着替え、斎座休憩。
   うな省さんへ御礼の挨拶とバレンタインチョコ大作戦。総支払い。

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12:55 ボラセン着。活動の指示を受ける。移動。
13:00 作業⑤再開[16名]
   桜木町にて民家前の側溝清掃。雪や氷、泥土のかき出し。
   泥土などを入れた土嚢袋を運ぶ。

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15:00 作業⑤終了ボラセン到着、報告。
   ボラセンとサテライトの職員にバレンタインチョコ大作戦、御礼の挨拶。
15:30 ボラセン出発~洗濯
15:45 宝来館にて開浴(無料)~宝来館女将と会え、御礼の挨拶。

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16:45 宝来館出発
17:20 大勝院到着薬石支度ボラ用品備品の発送支度。
18:15 薬石
18:40 片付け代表者ミィーティング
   ~全体ミィーティング~支度~移動
19:40 旧金沢小学校体育館着ウィンドブレーカー着用。
12日の子どもら(5人)が集まり、お別れ球技大会。
   今春、高校を卒業する子もおり、みんなで御祝いする。
   子どもらからバレンタインサプライズ企画手作り
   スウィーツをもらう。

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21:20 大勝院到着
   ウィンドブレーカー、腕章を回収。荷札書き。日誌~消燈。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆5日目◆

2月13日(月曜日)天気;晴れ
7:00 開静(前野)洗面朝課(維那;前野魚鱗;醍醐) 典座(禅興・啓)
   ※時間短縮の為、朝課を短縮し、日天掃除は省略した。
7:20 粥座(パンなど購入品)~片付け~支度
8:05 出発前ミィーティング~大勝院発。
9:20 宮古市ボランティアセンター着手続きと指示受け
   職員の案内で7カ所に分かれて移動。途中、斎座を購入。
10:00 作業④開始
仮設住宅地にある集会所(談話室)にて利用支援。7カ所に分かれての活動。[17名]
(A)AED 講習会(B)健康相談(C)傾聴(D)除雪(E)エコバッグ工作
(F)施設清掃(G)施設への物資受け取りなど施設によってさまざま。
集会所毎、途中斎座。午後も引き続き利用支援。


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15:00 作業④終了
※前野…活動終了後、JR 宮古駅から帰京する。
15:30 宮古市ボラセン着。活動終了報告。
16:00 宮古市ボラセン発~大槌町マストにて給油。~途中、洗濯。
17:10 宝来館着開浴(無料)
18:00 宝来館にて薬石。
18:30 宝来館発。
19:10 大勝院着。
19:20 代表者ミィーティング
19:35 全体ミィーティング
19:45 震災当時の被災者撮影映像を上映~日誌~消灯

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆4日目◆

2月12日(日曜日)天気;雪のち晴れ
7:00 開静(醍醐)洗面朝課(維那;醍醐魚鱗;宮地) 典座(児嶋・禅興) 日天掃除
チョコ作り
8:00 粥座~片付け~支度
9:00 出発前ミィーティング~大勝院発
※中園を病僧のまま、活動をさせず、大勝院へ残す。
9:45 ボラセン着指示を受け、現場へ移動。
10:00 作業③開始
大槌中学校(被災校)に保管している活動道具室の整理整頓と備品数調査
[職員3名と14名]
※下記の画像はクリックすると拡大表示します。


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11:30 校舎内見学

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12:00 うな省にて斎座休憩
13:00 作業③再開
大槌中学校内に保管してある支援物資の仕分けと整理整頓。備品の移動。
[職員3名と14名]
14:45 ボラセン着活動終了報告
15:10 大勝院着~着替え~支度
※中園を復帰させる。
15:45 旧金沢小学校体育館着
避難所で知り合った子ども達と金沢仮設住宅の子供ら8人と再開。
球技大会で交流。最後に手作りチョコを手渡す。「バレンタイン大作戦」企画。

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16:30 先発組[7名]大勝院発。途中、洗濯。
17:05 先発組宝来館にて開浴。
17:30 後発組[8名]体育館発。
17:50 先発組宝来館発。洗濯物を乾燥させる。明朝の粥座買い出し。
18:00 後発組宝来館にて開浴。
18:30 後発組宝来館発。途中、洗濯乾燥物を回収。
18:40 先発組大勝院着。薬石支度。救援物資セットの仕分け、発送支度。
19:05 後発組大勝院着。
19:20 薬石
19:50 片付け・代表者ミィーティング
20:10 全体ミィーティング~日誌
20:55 谷藤と畠中大勝院発。JR 釜石駅へ向かう。
21:48 羽賀塾頭と泉和尚が釜石駅着。
22:30 塾頭ら4名が大勝院着。ボランティア隊に合流~顔合わせ。~消燈

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆3日目◆

2月11日(土曜日)天気;晴れ
7:00 開静(宮地)洗面朝課(維那;宮地魚鱗;長谷川) 典座(香取・児嶋)
   日天掃除7:45粥座~片付け~支度
9:00 出発前ミィーティング~大勝院出発
9:40 ボラセン着~活動の指示を受け、現場へ移動
9:50 作業②開始
(A)物資配達[奥田・児嶋・啓]ボラセン職員2名と配達。昨日と同様。
(B)瓦礫撤去と環境整備[11名]浪板地区の民宿跡地
 活動道具の運搬[3名]
途中、(B)に秋田県消防隊[45名]が合流。
※下記の画像はクリックすると拡大表示します。


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12:05 ボラセン敷地内にて着替え。
12:20 斎座休憩ショッピングセンターマスト内の食堂にて休憩
土曜日のお昼時で混んでいる。
13:25 作業②再開
(A)の配達がなく、(B)のつづき[14名]
14:46 防災無線のサイレンにあわせ、海に向かって黙祷。

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15:00 作業②終了ボラセンに移動し、報告。
15:50 東北教区第四部寺院の被災地での諷経に参加。於宝来館の外にて
   ウィンドブレーカー・タスキ・絡子を着用。
   大悲呪・白隠禅師坐禅和讃・回向・・・一緒に読経。

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   観音御和讃1・9番・普回向・・・天籟会立詠奉詠。

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16:10 宝来館にて開浴(無料)
17:00 宝来館出発~1台は炊き出しの買い出し。
17:40 大勝院着薬石支度17:50 買い出し組大勝院着
   ※畠中…洗濯の為、再度出発、外食。
18:30 薬石
18:50 片付け代表者ミィーティング
19:10 全体ミィーティング~日誌
   炊き出し「バレンタインチョコ大作戦企画」作り~消灯

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※中園…大勝院にて終日病僧。高熱ではないが、大事をとった。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆2日目◆

2月10日(金曜日)天気;晴れ
7:00 開静(長谷川)洗面朝課(維那;長谷川魚鱗;松浦)絡子とタスキを着用
   ボランティア活動支度
7:55 粥座~片付け(当番;香取・中園) ~支度
8:55 出発前ミィーティング
9:10 大勝院出発9:30 ほっかほっか亭にて弁当注文
9:45 大槌町ボランティアセンター着手続き
10:00 作業①開始
(A)物資配達[萩原・禅興・啓]ボラセン職員2名と配達。被災者のみならず、一軒一軒訪問して配る。留守宅は玄関に置いてくる。


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(B)社協脇にある御社地の環境整備[12人]枯れ枝や枯れ葉、瓦礫の撤去。

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12:05 斎座休憩うな省にて汁や果物の供養を戴く。
13:00 作業①再開
午前中に引き続く。(A)[中園・松浦・宮地](B)[12人]
(B)整備完了後、整列し大悲呪を諷経する。
(B)中央公民館へ向かう道路脇の土撤去。
津波の被害を受けた場所。土を掻き出すと、潮の香りがする。

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14:40 作業終了片付け活動終了報告洗濯(マストコインランドリー)
15:00 中央公民館前にて大槌町を一望し被災地の現状を眺める

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15:40 釜石宝来館着開浴(無料) 休息
17:30 宝来館にて薬石
18:00 宝来館発マストで買い出し
19:00 大勝院着代表者ミィーティング~全体ミィーティング~日誌~消燈
※中園…体調不良の為、別室で就寝とする。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第四陣〉◆1日目◆

2月9日(木曜日)天気;晴れ
6:10 禅塾にてボランティア活動出発前諷経
※米原~名古屋間が積雪の為、数分遅れる。
※東北新幹線がポイント故障の為、約1時間遅れる。
※13:40に新花巻駅到着し、レンタカーを借りて、14:30に集合出発の予定を変更する。
14:30 新花巻駅で全員集合(15名)3名はいわて花巻空港へ車レンタルの為移動。
15:20 レンタルした3台の車が新花巻駅に到着。
15:25 新花巻駅を出発。16:15 遠野風の丘にて一休。
17:30 釜石シーガリアマリンホテル到着。開浴。500円→300円(ボランティア特別料金)
18:15 釜石シーガリアマリンホテル出発。
18:30 薬石(釜石まるみつにて外食)
19:40 食材を大槌マスト店にて購入。
20:15 大勝院到着。到着諷経。総茶礼。荷物降ろしと会所セッティング。


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21:15 代表者ミィーティング全体ミィーティング~消灯

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花園禅塾 ボランティア活動〈第三陣〉◆総括◆

 4月5月の第一陣は瓦礫の山や泥土の撤去から水につかったままの家屋内の荷物の運び出しの作業に従事し、避難所での食事提供や子ども達への家庭教師。8月の第二陣では整備されつつある被災場所の環境整理、仮設住宅へ引っ越しが始まり生活用品の搬入や閉鎖していくなか唯一残っていた避難所での傾聴。そして今回の第三陣11月と、約3ヶ月間隔での現地入りとなっているが、求められる内容というのはだいぶ限られてきている。
 第一・二陣では被災地で活動をする中で、我々が逆に被災地の方々から元気をもらったという感想であった。しかし、今回初めて我々から元気をもらったという感想をお聞きした。
 今後は、被災者が何を望んでおられるのか。直接な被害は無いが被災地で生活を続けている方々はどのようなことを考えているのか。継続的に支援を続けていくためには現地で活動を続けている方々と情報を交換し、共有できるように繋がっていなければならない。
◆「復興祈願応援奉詠」
 11月の現地入りを企画し始めたのは、第二陣が現地へ入る前のことである。谷藤指導員が僧籍をおく東北教区で御詠歌の講習会(大会)を例年通りに開催するという情報を入手したことに始まる。東北教区の沿岸部は地震、特に津波による甚大な被害をうけ、内陸部でも地震の後の余震でも大きな被害に遭った。また多くの方が犠牲となった。家族や家、仕事を失うなどの状況では到底御詠歌の講習会(大会)はできるはずがないという見方があったが、あえてそれでも起ちあがっていかなければ、一歩踏み出さなければという熱い思いにより開催に到ることになったそうである。我々の御詠歌支部「天籟会」は、1・2回生の禅塾生と3・4回生の卒塾生を中心に組織している。毎年、無相教会本部主催の全国奉詠大会に参加させていただいている。全国の会員様が天籟会の登壇を楽しみにしてくださり、また和尚様方からも応援をいただいて、我々にとっても活動の励みとなっていた。全国奉詠岩手大会参加から15年程経った。東北の会員様方はなかなか、本山での大会や地方での全国大会へ出向くことが難しい。ましてや、今年は大震災の影響があり、本山での第61回大会へ参加される東北の支部は少なかった。楽しみにしてくださっている会員様方に天籟会の奉詠を届けたい。ならば、こちらから出向いてはどうかということが発端である。始めは、全員ではなくとも大会入りする谷藤指導員と共に数名で出向くことも考えた。しかし、継続的に赴きたい学生の他、第一・二陣に参加したくても参加できなかったものが現地入りを望み、また東北出身の学生が同行に賛同したりと、どんなことでも支援を現地で行いたい、私達にしかできないことがあるとするならば・・・ということで全員で出向き、天籟会支部として東北教区大会の舞台に登壇することを決めたのである。学生達には高額であろう大会参加費を自費負担してまでも参加をしてくれたことに覚悟を感じた。
 大会の開講式で教区教化主事和尚様による震災被災状況が報告され始まった。報告に涙される会員様方を見て、昨年までとは違った特別な意味が込められ、その雰囲気を感じた。登壇奉詠が進み、最後に天籟会の出番となる。全国奉詠大会のあとでもあり稽古を積んでいた。前に座る会員様を向き、力いっぱいの声で46人の息を合わせ奉詠をする。その姿に「はるばる京都から自分達の為に御詠歌をお唱えしに駆けつけてくださった」「若い人達の声に元気をもらった」と涙を流して喜んでくれる方が大勢いたという。登壇奉詠のみならず、薬石懇親会の席で、急遽舞台上で歌を披露した。自然と全員が舞台に上がり、手を繋ぎ肩を組み歌う姿は、妙心寺派河野太通管長猊下より揮毫いただいた「手を把って共に行かん」というスローガンを垣間見た気がした。この光景にも会員様方は涙を浮かべ、「前を向かなくては。元気をもらった」とおっしゃったと聞く。
◆「仮設住宅地訪問活動」
 今回の活動目的にはもうひとつあり、第一・二陣で足を踏み入れていない宮城県での支援活動である。今までは行程上、活動ができなかった。禅塾と関わりのある宮城県塩竃市の東園寺住職様が中心とする仲間の和尚様が近くの仮設住宅で継続的に炊き出しをしながら傾聴をするなど、被災者に寄り添う活動を地道に続けておられることを知った。そこで、我々もお手伝いさせていただけないかと相談をした。前述の東北教区開催行事参加と併せての宮城県での活動に快く引き受けてくださった。炊き出しの支度から事前のポスティングなどお世話になった。東園寺様方が地道な活動を続けてこられた為、住人の方、責任者の方々とのコミュニケーションがとれていて、当日は沢山の方が訪れてくださった。特に餅つきでは、学生が餅をつき、まわりには仮設住民の方々が囲み、自然に歓声や掛け声があがる光景は印象的であった。炊き出しは、つきたての餅をあんことごまで和え、他におでんと呈茶をした。学生を縦割りの班に構成し、ポスティングと呈茶班、お餅班、おでん班に分けた。ポスティングでは一軒一軒足を運んでいただくように声をかけてまわり、配達もできると御用聞きも同時に行った。年配の方や身体が不自由な方には、家まで同伴し届けるなど丁寧に接していた。お餅は大好評で途中数が足りなくなってしまった。学生は小雨の降る中、笑顔でそして黙々と住民に寄り添っていた。住民の方には事前の告知もあり、大勢集まっていただけ喜ばれていた。

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第三陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第三陣〉◆4日目◆

11月20日(日曜日)天気;曇り
6:30 開静(前野)洗面布団の片付け
7:00 東園寺坐禅会参加作務着・絡子
諷経般若心経(本尊回向)
大悲呪(東日本大震災被災物故者追善回向)
(維那;關戸文亮魚鱗;麻生大介)


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8:00 粥座供養持鉢を使う。
粥座後、日天掃除と出発支度。
9:00 本堂前にて下山諷経四弘誓願文(普回向)維那;關戸文亮
9:15 東園寺出発〔バス乗車39人〕
※長谷川基起は花園大学ボランティア隊へ合流する為、中山宗瑛の車で宮城西園寺へ移動。

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10:10 管生SA 10:30 管生SA出発
12:10 磐梯山SA 斎座休憩13:05 磐梯山SA出発
15:50 名立谷浜SA 給油16:25 名立谷浜SA出発
18:50 尼御前SA 薬石休憩19:45 尼御前SA出発
※尼御前SAで、宮城東園寺様へ電話。到着は夜遅くなるため、途中での電話。
21:50 黒丸SA 22:05 黒丸SA出発※羽賀塾頭、出向先から帰塾。
22:35 京都東IC
※花園会館に駐車場利用の時間変更を羽賀塾頭が伝える。
23:10 宗務本所前に到着~荷卸し
禅塾生は塾玄関、卒塾生は研修センター玄関より仏間に入る。
タスキ・ウィンドブレーカー・腕章・貸出持鉢の返却。
第三陣ボランティア隊の解散。
開浴
0:00 消灯
※翌朝は寝忘れとし、当番朝課や典座を天籟会会員以外の塾生が担当する。

第三陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第三陣〉◆3日目◆

11月19日(土曜日)天気;雨
各自開静洗面
6:00 粥座~出発支度
6:45 繋温泉を出発。〔バス乗車40人〕
   禅塾Tシャツ・花園大学ウィンドブレーカー・タスキ・腕章
8:40 長者原SA 9:15 長者原SA出発
10:00 宮城東園寺到着炊き出し道具を積み込む。10:25 東園寺出発
10:30 伊保石仮設住宅到着
   テントを立て、炊き出しの支度。当日ポスティング。
   「仮設住宅地訪問活動」炊き出し
   ①餅つき②餅、おでんの振る舞い③抹茶、コーヒー、紅茶と阿闍梨餅の呈茶
   ④のれんの提供

※下記の画像はクリックすると拡大表示します。


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14:00 炊き出し片付け終了
14:30 東園寺到着
15:00 東園寺出発
15:30 松島瑞巌寺到着~諷経般若心経(本尊開山開基回向)維那;文亮~諸堂拝観


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17:00 瑞巌寺出発谷藤指導員・中山宗瑛合流鈴木隆修は解散。
17:10 芭蕉癒しの湯にて開浴
18:45 東園寺到着~薬石供養
   各自消灯。
   ※薬石後、羽賀塾頭は出向のため下山。

第三陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第三陣〉◆2日目◆

11月18日(金曜日)天気;晴れ
6:00 開静[吉田]洗面朝課[維那・魚鱗;寛]
   心経(本尊回向)
   詠歌和讃3曲(東日本大震災被災物故者追善並びにボランティア無事祈願回向)
   四弘誓願文


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7:00 宮城東園寺出発〔バス乗車41人〕
7:55 長者原SA 粥座休憩8:40 長者原SA出発
10:30 岩手繋温泉到着~荷卸し釋副詠鑑・藤方準師範・中山宗瑛・鈴木隆修合流
   宿泊部屋へ入り、着替え。11:00 開講式会場に集合。
   ※關戸大道体調不良を訴え、部屋にて休憩。
11:20 「花園流讃佛詠歌東北教区発展拡充講習会」開講式
   開講式後、舞台確認

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12:00 斎座
13:00 教区内各支部登壇奉詠見学
   リハーサル部屋へ移動し、最終リハ。
16:10 各支部登壇奉詠終了後、羽賀塾頭挨拶※關戸大道復帰
 天籟会による「復興祈願応援奉詠」
 (1)「薬師如来御和讃1番と御詠歌」
   詠題;澤田直人詠頭;金井恒道
 (2)「妙心寺開山忌御和讃1番4番と御詠歌」
   詠題;今泉貴裕詠頭;飯沼宗行
 (3)「観音御和讃1番9番」
   詠題;關戸大道詠頭;朝雲諒

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16:30 登壇奉詠終了~このあとと翌朝の指示を伝え、部屋へ入る。
※辻良玄11月19-20日に京滋選抜の野球試合の為、公共交通機関を利用し京都へ出発するも、飛行機に乗り遅れてしまい、花巻のホテルにて一泊することになった。
※浅野大智が体調不良を訴え、中山宗瑛の運転で盛岡市内の病院へ行く。風邪薬を処方され、薬石会場に途中合流。様子をみながらの活動参加。
18:00 薬石懇親会(浴衣)

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各自消灯。

第三陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第三陣〉◆1日目◆

11月17日(木曜日)天気;晴れ
7:00 卒塾生、禅塾に集合
7:15 朝課出発前諷経(維那;中園啓道 魚鱗;河村康玄)
般若心経(本尊開山開基回向)大悲呪(祖師回向)大悲呪(東日本大震災被災物故者追善回向)
仏頂尊勝陀羅尼(ボランティア無事祈願回向)四弘誓願文


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8:00 本所前を出発〔バス乗車41人〕銀河交通河相専務見送り
9:15 菩提寺PA 9:45 菩提寺PA出発
10:10 多賀SA給油のみ10:25 多賀SA出発
12:20 尼御前SA 斎座休憩13:15 尼御前SA出発
15:40 名立谷浜SA 16:00 名立谷浜SA出発
19:00 磐梯山SA 薬石休憩19:45 磐梯山SA出発
22:00 宮城多賀城極楽湯開浴23:00 極楽湯出発
23:20 宮城東園寺到着
代表者ミィーティング
各自消灯
※谷藤指導員は、朝から新幹線にて直接盛岡入り。教区の支度。

第三陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆総括◆

 第一陣の活動に引き続き、夏休みの期間を利用して第二陣の活動ができないかと計画をすすめた。前回の活動より3ヶ月が経過し、その間京都でできる活動をしてきたが、現場へ入ることとなるとより最新の情報を入手しなければならなかった。気候もだいぶ変わり、自衛隊活動や避難所生活などにも大きな変化があった。学校も再開し、ちょうど夏休みの時季に入り、避難所で生活をしていた子ども達が花園大学の学生と会いたいとの情報も聞いていた。大学生も8月より9月中旬まで夏休みであるが、寺院のお盆や彼岸の加担、夏季休暇中を利用しての実習などがある為、8月の第1週で計画した。
 前回と違う点として、京都の花園禅塾を全員で出発し帰って来れないという点。休み期間に伴い、帰省場所からの往復などがあるためである。その為、現地集合現地解散というシステムをとった。また、我々は大本山妙心寺や花園大学、花園禅塾のバックアップ支援に恵まれており、経済面や道具面でも過分なる援助をいただいて活動ができている。しかし、そもそもボランティア活動をする方々は自費を出してでも活動をしたいという気持ちで行っているという原点を今回の活動に取り入れた。岩手県への往復は高額であるが、片道だけでも参加者負担とした。
 余震や原発の不安は続くものの現地へ入ると前回とはだいぶ変わった風景となっていた。鉄筋の柱の建物が無残な姿で残っていたが、それ以外は瓦礫とともに撤去され、建物の基礎だけがのこる更地化していた。更地化したところには、雑草がたくさん茂り緑地化したようにも見えた。道路はでこぼこのままではあるが、もともとの道が完全に通れる。
 しかし、作業となって現場へ入ると、まだ手つかずの場所や民家があった。
 自衛隊も完全撤退しており、復旧作業は民間人やボランティアの手が更に必要と感じた。今年の夏も酷暑で、熱中症や衛生面など全国同様対策は求められた。ボランティアセンターやサテライトの方々が気にしてくださり、休息や対策など指示に従った。
 部内寺院(大槌町外)よりメールをいただいた。内容は「花園大学・妙心寺がボランティアに大槌町を訪れ作業をしていることを町民の方より聞いた。キリスト教や他団体と一緒になって作業する姿に町民は感激し感謝していた」という内容であった。現地では「花園さん」や「妙心寺さん」とよばれ認知度が深まっている。アピールするつもりではないが、活動する我々の目印にもなるように車両に妙心寺や花園大学のマグネットを前回同様貼って移動したのが、ウィンドブレーカーなどに続いて知ってもらえた要因であろう。
 また、大勝院の盆行事の際、我々の車を見たとか、ボランティア活動への感謝のことばをたくさん戴いた。また、野菜や米などの供養もいただいた。現在もボランティア隊の活動拠点となる宿泊施設や浴場、食事場など整っていない。逆に援助していただき恐縮であった。
 今回の作業内容はちょうど前回の内容から変わる移行時期と重なっていたのではないかと推測する。重労働は少なくなり、ちょっとした作業が多かった。我々の活動は、日頃の訓練もあってか作業が速く、しかも丁寧であった。嫌な顔ひとつもせず、今回も作業に専念していた。大槌町は8月末に町長が決まり、ようやっと復興へむけて動きだす予定である。それ以降は専門職、技術者の作業が増えるのではなかろうか。ボランティア隊の我々が現場でできることは限られてくるであろう。重労働(ハード)からケア(ソフト)面の活動内容の情報を交換、共有しさまざまな準備をして現地へこれからは赴かねばならないであろう。

第二陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆6日目(最終日)◆

8月6日(土曜日)天気;晴れ
7:00 開静(禅興)洗面朝課(維那;長谷川魚鱗;中園) 典座(永田・禅興)
7:20 日天掃除下山支度8:00 粥座~片付け、下山支度、会所復元
10:00 下山諷経
10:10 大勝院発
10:25 ヤマト急便にて荷物発送。
11:00 ヤマト急便発。
12:30 遠野常楽寺着。谷藤禅興を全員で送り届ける。
13:25 トヨタレンタリース花巻空港前店で車3台を返却。
13:45 新花巻駅着。ボランティア隊解散する。
谷藤は盛岡方面、長谷川は秋田方面、星さんは迎え車両待ち、他6名は新幹線に乗り出発する。

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第二陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆5日目◆

8月5日(金曜日)天気;晴れ
7:00 開静(齋藤)洗面朝課(維那;長谷川魚鱗;齋藤) 典座(中園・近藤)
7:30 日天掃除8:05 粥座~片付け本日下山組は荷物整理
9:10 大勝院発
9:30 ボランティアセンター着手続きと指示待ち
10:20 役場職員の案内で仮設住宅現場に到着
   作業開始
   仮設住宅に備品や物資の搬入作業


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11:45 作業終了
12:00 サテライト着斎座休憩
12:55 サテライト発
13:00 曹洞宗江岸寺の墓地の泥土撤去作業開始
途中、飲料の供養を戴く。
墓石が倒れているが、触れてはいけないとのこと。1基復元しても散乱している周りの墓は多数有り、復元して欲しいとの要望になかなか応えられない状況にあるため。写真撮影も自粛とのこと。
避難所に指定されていたが、津波が到達し50人以上が巻き込まれる。墓地のほか、寺なども壊滅した。

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14:30 センター職員が作業終了のアナウンスをされ、片付け。
センター職員にお伺いし許可をいただき、墓地敷地内で大悲呪と被災物故者追善回向をする。

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山梨の2人はここで解散。
14:50 サテライト着。活動終了報告。
タスキやウィンドブレーカーなど回収。
15:05 本日下山組(羽賀塾頭、芳澤教授、ほか全5名)が花巻へ向けて出発。軽トラックと乗用車の2台を花巻空港前店に返却し、新花巻駅よりそれぞれ帰路につく。
ほか10名は、大槌中央公民館へ移動。
15:10 中央公民館着。高台にあり、大槌町内を一望できる。今回の被害状況を眺める。
15:25 中央公民館発。町内でガソリンを給油する。
16:00 シーガリアマリンホテル到着。開浴。
16:45 シーガリアマリンホテル発。
17:10 釜石市内で薬石外食。
18:20 釜石出発。
19:10 大勝院着ウィンドブレーカー洗濯。
19:20 全体ミィーティング~日誌~消灯

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆4日目◆

8月4日(木曜日)天気;晴れ
7:00 開静(中園)洗面朝課(維那;長谷川魚鱗;禅興) 典座(齋藤、元) 日天掃除
7:55 南禅寺派管長猊下激励訪院
管長猊下導師のもと、中園(南禅寺派)が維那、近藤(南禅寺派)が魚鱗で大勝院寺族と共に全員出頭して、被災物故者追善回向をする。
ウィンドブレーカーに絡子、タスキにて出頭。
記念撮影をし、管長猊下より活動への激励のお言葉と品を頂戴しお見送りをする。


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8:10 管長猊下下山。
侍衣さんと隠侍さんの車を先導する形で、芳澤教授と羽賀塾頭、管長猊下の車の2台で岩手県内の被災寺院を訪問される。終日、教授と塾頭は案内となる。
8:15 粥座~片付け
9:15 大勝院発
9:40 サテライト着指示を受け、現場へ移動。
9:55 作業開始
民家内の壁が全撤去されており、それらを土嚢袋に詰めたり、家財道具を運び出し、軽トラックへ載せて、瓦礫集積場へ運ぶ。途中、一休の供養を民家の方から戴く。

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11:45 作業終了~移動
12:00 旧沢山サテライトで斎座休憩
13:00 午後の作業の指示を待つ
13:20 作業開始
1組は庭の枯木撤去[吉田・長谷川・近藤]
2組は民家の家財道具の仕分け、集積場へ運び[他10名]

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1組が終了次第、2組に合流。
集積場へ運んでいる車を待っている間、近所の方が被災当時からの写真をみせて説明してくれる。
14:50 2組の撤去作業終了し全員で集積場へ移動。
ゴミの仕分けおろし。
この集積場は桜木地区の敷地を使っている。木材、プラスチック、土嚢袋、ガラスなど分別して置くようになっている。しかし、家庭ゴミのようなものは対応しておらず、民家の方が困っていた。今後、町とセンターと地区で協議し改善されるであろう。
15:20 サテライト着活動終了報告~一休
16:20 シーガリアマリンホテル到着。開浴。
典座当番と田中さん、谷藤は帰院し、大勝院で開浴。洗濯の片付けや薬石支度。
16:20 芳澤教授と羽賀塾頭が帰院。大勝院で開浴。
17:00 シーガリアマリンホテル出発。
18:00 大勝院着。洗濯
18:15 薬石「素麺」
18:30 代表者ミィーティング
18:55 全体ミィーティング~日誌
19:20 決起集会~片付け~消燈
大勝院の境内に移動飲食車両「HARU」が屋台をセッティング。海産物など次々と提供くださり、もてなしてくれた。総勢25人位で開催。昨日の子ども達がまた会いたいと来てくれ、途中まで参加した。このHARU 号の経営者臼沢氏も大槌町民で被災している。しかし、仮設入居が始まった今はこの移動飲食車両で仮設住居を順番に回り町民に飲食の場を提供しているという。金沢地区や大勝院と縁があることをこの度の活動中に知り、今回の決起集会へと至った。臼沢氏と一緒に経営しているひとりのスタッフは今回の活動に参加している星さんの教え子であることも偶然に発覚し、懐かしい再会の場ともなった。

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20:30 山梨圓光院(武田副住職)と山梨圓満寺(平尾副住職)が大勝院上山。
武田、平尾両師は花園大学の卒業生であり花園禅塾の卒塾生でもある。
仕事の都合で4日に乗用車で到着される。明日の作業終了後に自坊へ戻る日程。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆3日目◆

8月3日(水曜日)天気;晴れ
7:00 開静(長谷川)洗面朝課(維那;中園魚鱗;香取) 典座(禅興・田中)
7:20 日天掃除8:00粥座~片付け
8:55 ミィーティング~大勝院出発
9:30 サテライト着~活動の指示を受け、現場へ移動
9:45 作業開始
   空き敷地内の堆積し固まった泥土のかき出しと雑草駆除


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12:00 斎座休憩旧沢山サテライト敷地へ移動仮設農協駐車場にて休憩
結ゆいで預かってもらった弁当を受け取る。冷やしトマトやアイスクリームを購入
13:00 作業再開
14:15 土嚢袋に集めた土や草をトラックで職員と一緒に数人が運ぶ。

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14:30 作業終了
15:00 サテライトに集合し、活動終了報告。
タスキをサテライトに掲示。吉里吉里へ出発。
15:20 呈茶① 吉里吉里の避難所訪問
鼓月と進々堂の菓子を使い、冷と温の抹茶を提供。
避難所におられる方々の仮設入居が全員決まったらしいが、まだ避難所生活を30名近い人が送っている。

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16:20 吉里吉里のボランティア運営仮設浴場「薪の湯」にて開浴
17:10 薪の湯出発
17:40 旧金沢小学校を訪問担当の倉堀さんと情報交換
ここは、第一陣の時、避難所のひとつであり自衛隊の駐屯地にもなっていた。
炊き出しの調理をした場所。現在は、避難所は閉鎖。自衛隊も撤収しており、避難所の物がまだ片付いていない体育館と仮設住宅が建っていた。入居者有り。
17:50 大勝院着薬石支度洗濯
18:20 薬石「供養」
18:35 片付け支度
18:50 呈茶② 旧金沢小学校にて
以前ここで避難していた子ども達が入居している仮設住宅から花園大学のお兄さん達に会いたいと申し出ており、小学校にきてくれた。体育館内で、菓子と抹茶の提供をし、子ども達と遊ぶ。

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19:20 中園と長谷川、近藤の3人を体育館に残し、他は大勝院へ帰院。呈茶の片付け~日誌
20:00 代表者ミィーティング
20:30 体育館に残った3名帰院。全体ミィーティング~消灯

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆2日目◆

8月2日(火曜日)天気;晴れ
7:00 開静[近藤]洗面朝課[維那;中園魚鱗;永田]絡子とタスキを着用~活動支度
7:55 粥座~片付け[当番;香取、星]
9:00 大勝院出発本日の制服は赤Tシャツとウィンドブレーカー
9:30 大槌町ボランティアセンター着手続き
9:35 センター発
9:40 大槌サテライト着~手続き~待機
10:30 作業開始

4カ所開設されていたサテライトが8月1日より窓口をひとつに統廃合された。
それぞれサテライトにあった備品や物資などを新しく開設された大槌サテライトへ運び込まれ、その仕分けや片付け、窓口の整備などを行う。
ここは新築されて間もない大槌保育園であり、津波の被害を受けたが、将来この施設をまた利用したいとのことで、サテライトとしては傷を付けたりすることはできない為、ブルーシートや板を使用するなどの細心の注意を払う。


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12:00 斎座休憩大槌サテライト駐車場にて
13:00 作業開始 午前中に引き続く
14:00 一休をはさみ、次の作業はサテライト前のアスファルト通路の整備

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14:50 作業終了片付け活動終了報告
15:00 大槌町内被災地の視察(車で移動)
16:25 釜石銭湯「花の湯」着開浴390円
17:00 花の湯発
17:50 大勝院着薬石支度洗濯
18:50 薬石茄子や餃子などの供養がある。
19:20 片付け代表者ミィーティング
19:45 全体ミィーティング~日誌~消灯

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花園禅塾 ボランティア活動〈第二陣〉◆1日目◆

8月1日(月曜日)天気;曇り
7:00 禅塾にてボランティア活動無事祈願


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15:00 新花巻駅で全員集合引率5名はいわて花巻空港へ車レンタルの為移動。
15:45 レンタルした5台の車が新花巻駅に到着。
15:55 新花巻駅を出発。
18:00 釜石シーガリアマリンホテル到着。開浴。500円→300円(ボランティア特別料金)
18:35 釜石シーガリアマリンホテル出発。
19:30 大勝院到着。到着諷経。総茶礼。薬石支度と荷物降ろしと会所セッティング。

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20:25 薬石[当番;中園・長谷川]
20:45 片付けと代表者ミィーティング
21:10 全体ミィーティング。日誌。~消灯

第二陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉【総括】

 花園禅塾は近年、災害におけるボランティア活動を重ねてきた。ここ数年活動に赴くことはなかった為、現役学生のほとんどが初めてのボランティア活動となった。
 被害状況は報道で情報を得ていた。谷藤指導員が震災直後に帰郷し、深刻さを京都へ戻り伝えた。
 実際、ボランティアに出動するには多くの難問があった。震度4以上の余震が続く。ガソリンの不足。公共交通機関の損害。食料や飲料の不足。ライフラインの未復旧。福島原発の災害事故による放射能の危険。寝所の確保。現地ボランティアセンターの情報皆無。道の液状化。・・・・・・
 4月の中旬もしくは下旬には第一陣ボランティア隊を出動する方向で検討していたが、断念せざるを得なかった。死者、行方不明者、被害が未曾有の規模災害を京都で新年度をスタートさせていた我々にとって同じ日本国での出来事とは思えない日々を過ごしていた。
 動きたくても現地での活動ができない不甲斐なさに「京都にいながら何ができるのか」「京都にいるからこそできることは何か」自問自答する学生が増えてきた。
 黄金週間を目前に控え、震災後2度目の帰郷を考えていた谷藤指導員が希望する数人の学生と共に個人的に岩手県大槌町での活動を計画し始める。黄金週間中に復旧済みのライフラインに加え、公共交通機関も復旧する情報が出ていたからである。
 その後、報告書通り妙心寺派宗務本所と花園大学、花園禅塾塾心会の御賛同、御支援を賜り第一陣の結成に至った。希望学生は保護者の御理解と御賛同を得てからの参加許可という形をとった。また、体調の優れない者に関しては、現地での感染を防ぐ為配慮した。
 今回の災害は、被害エリアが広範囲であることと、復旧復興の目処が立たない状況である。今回やむを得ず不参加である学生、一般の方から第二陣、第三陣への参加要望を受けている。
 当初、個人的ボランティア活動を考えていた為、第一陣として出動するにあたり、岩手県の大槌町だけに入ることがいいのか、谷藤指導員の自坊付近のみの活動だけでいいのか相談をさせてもらった。しかし、現地での受け入れ体制やどの場所に入っても同じ災害であり、第二陣以降の検討情報にも繋がることから計画を遂行させることになった。
 報道の情報でイメージしていた被害状態を実際生で目撃し、衝撃を受けることから今回の活動を始めた。衝撃を受けた後にまず行ったことは避難所訪問である。黄金週間中にボランティア隊はかなりの数が出入りしているため、毎日違う団体に同じ指示や説明をしなければならない被災者、センター職員の疲労感は否めない。我々団体が、数日訪問してもなかなか認知はされない。そこで、統一ウィンドブレーカーが存在感を発揮した。ウィンドブレーカーを着用していると、子ども達も喜んで集まり、保護者の方も安心して預けてくださった。避難所の担当職員に子ども達が「花園大学のお兄ちゃん達は今度いつ来るの?」と訊ねていると聞いた。
 震災直後の様子と比べ、だいぶ片付いてきたように見えた被害状態。道も確保され、瓦礫も集められ、空気の淀みも潮の香りも薄くなっていたと感じた。しかし、1軒1軒依頼された家に赴くと、家の内外、当時のまま手つかずだったり、庭先に運び出したままであったりしている家ばかりであった。肉体労働となる作業は、
15人くらいで1日作業をしても1軒は終わらない。1軒の一区画が片付く程度であり、無力感を感じたようだ。震災前の光景が少しでも垣間見ることができるよう努めるようにした。庭に積み上げられた瓦礫の所は、庭の通路や花壇の煉瓦などが見えるように片付けを進める。1日やっても終わらなければ、そのような光景を依頼者にお見せできるようにした。少しでも、一区画であっても片付いた光景、震災前の元のなつかしさを感じる光景に片付いた状態を目にする依頼者の表情は厳しさから安堵感らしさも感じたからである。
 また、我がボランティア隊員は被害状況に衝撃を受けた分、黙々と作業に没頭していた。没頭してしまうと周りの状態やガラスなどの危険物、足場の見落としなどに注意力が欠落してしまう為、休憩やミィーティングは必ず時間をとった。
 革手袋しながらでも、ガラス破片で指をかすり切ったり、釘で太股をひっかいたり、家財道具で指をはさむことはあった。しかし、リタイアしなければならないような事故や怪我、病気は発生しなかった。
 いくら我々に想いや考えがあったとしても、現地の方やボランティアセンターの指示には必ず従い、速やかに行動した。指示に従わず、我々の考えを推しても逆に今後のボランティア活動に支障をきたしかねないし、被災者の方々に御迷惑をおかけしてしまうと考えられた。いくら報道で情報を収集していても現場では現場の情報が日々更新されていた。毎日と言ってもいいほど状況は違う。ボランティアセンターはボランティア隊を危険から守る為、自衛隊とも情報を共有しているし、指示に従わないことが一刻も早い復興を願う被災者の依頼(センターの指示以外)に応えたということにとらえられ、センターから被災者へ連絡が通達されることにもなりかねないと判断した。
 現地での物資調達が困難な為、前半組と後半組に分けたことが良かった。前半の活動で必要・不必要と分かった道具や材料、また追加したい物や催促物に応える為に京都の禅塾内活動本部に問い合わせ、調達してもらった。宅急便も可能だが、後半組の現地への移動に併せて積み込んでもらうことができた。
 現地での子ども達は、学校がようやっと始まったばかり。仮校舎だとしても、教科書も辞書も体操着も流されて無いながらも学校生活を取り戻し始めた。夏休みがどのようにして設けられるのかも含めて、現地の情報を常に入手する必要がある。
 日頃の大学での講義や禅塾行事における内容が被災現場での「子どもに接すること」「作務の方法」「状況判断」「臨機応変」「率先垂範」「工夫すること」「炊き出し典座」「手を合わせて諷経をする」・・・ことなどに大いに反映されていた。
 日々状況が変わる中、ボランティア活動にも変動があると推察される。学生らも次回以降の現地での活動に向けて考えている。安全第一、和合専一に進める為にも現地情報や本部間情報の共有は必要と考えられる。

第一陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆10日目(最終日)◆

5月7日(土曜日)天気;晴れ
1:30 米山SA着 給油
1:45 米山SA発
3:55 小矢部川SA着
4:05 小矢部川SA発
6:20 多賀SA着 粥座休憩 給油
6:30 ハイエース組 米原で羽賀塾頭と關戸下車。
7:00 ハイエース組 大津SAにて粥座休憩
7:10 多賀SA発
7:55 京都東IC
8:00 ハイエース組 花園禅塾到着
8:20 マイクロバス組 花園禅塾到着 荷卸し 全日程組・後半組解散
    花園大学藤井学生課長 出迎え
    松井宗務総長・栗原教学部長・花園大後藤部長・羽賀塾頭・花園大岸田教務部員に    電話報告。
12:00 ハイエース洗車・給油
12:55 ハイエースをニッポンレンタカーに返却。
※クロネコヤマト宅急便荷物は土日になる為、花園大学側より業者へ留めておくよう依頼。
 5月16日(月曜日)午後2時から3時の間に受け取ることになる。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆9日目◆

6:30 泉、下山。大槌タクシーにて遠野市。JRに乗り換え。
7:00 開静(宮西)洗面 朝課(維那中園・魚鱗遠藤) 典座(児嶋・安川・佐川)
    7:15日天掃除・洗濯機を公民館に返却  8:00粥座 片付け 斎座おにぎり支度
8:40 各自荷物整理
9:00 荷物発送支度 クロネコ宅急便41箱
10:15 下山諷経
10:30 大勝院出発
10:50 クロネコヤマト集荷場にて荷物発送
11:10 クロネコヤマト集荷場出発
12:40 陸前高田市華蔵寺到着
    被災物故者追悼諷経・住職挨拶


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13:10 斎座 カップラーメンを戴く。
13:45 各グループにて活動開始
    1組・・・陸前高田市慈恩寺訪問(羽賀・脇坂・神足・華蔵寺)物資配達・諷経

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    2組・・・大船渡市麟祥寺訪問(谷藤・九鬼・安川・長谷川)物資配達・諷経

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    3組・・・華蔵寺作務ボランティア(吉田・学生8名)

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16:05 片付け 活動日誌記入
17:00 華蔵寺下山 華蔵寺様車先導にて、マイクロバス・ハイエース・軽トラック。
18:50 奥州市長泉寺(東北教区災害対策本部)到着。軽トラック返却。
    秋田県向性院様圓福寺様軽トラックを受け取りに長泉寺到着。
19:00 長泉寺出発。
    栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。
19:30 前沢SA着 薬石休憩
20:20 前沢SA発 マイクロバスとハイエースは、別々に出発、京都へ向かう。
22:40 安達太良SA着 給油
22:55 安達太良SA発

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆8日目◆

5月5日(木曜日)天気;曇り
7:00 開静(關戸)洗面 朝課(維那中園・魚鱗安川) 典座(児嶋・武田・遠藤)
    7:20日天掃除 7:50粥座
8:05 片付け・斎座おにぎり支度・洗濯物片付け
8:30 抹茶茶礼 出発支度
9:00 ミィーティング(持ち物確認)
9:30 大勝院出発。マイクロバス・ハイエース・軽トラック
9:55 桜木サテライト着。作業指示受ける。道具借用。
10:00 作業開始。2カ所に分かれる。途中、一休。
    1組・・・家の庭の片付け・泥土かき出し
         (羽賀・泉・吉田・九鬼・中園・安川・長谷川)


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    2組・・・庭に積み上げられた家財道具類の撤去
         (谷藤・脇坂・神足・武田・奥田・児嶋・關戸・宮西・遠藤・佐川)

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12:00 1・2組合流。斎座休憩。
13:00 作業再開。途中、一休。
15:00 1組作業終了。2組に合流し合同作業。
15:30 2組作業終了。桜木サテライトへ戻り、道具洗い、返却。窓口へ報告。
    軽トラック洗車。桜木サテライトでの炊き出しで軽食招待受ける。
16:30 桜木サテライト出発。
16:45 吉里吉里仮設浴場で開浴。マイクロバス(11人)
16:55 ハイエースと軽トラック帰院。(羽賀・谷藤・児嶋・武田・遠藤・佐川)順次、開浴。
17:35 吉里吉里仮設浴場出発。
18:00 帰院。洗濯・宅急便伝票記入。
18:50 薬石
19:10 片付け・代表ミィーティング
20:00 全体ミィーティング 活動日誌記入
    栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。

第一陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆7日目◆

5月4日(水曜日)天気;曇りのち雷雨雹のち晴れ
7:00 開静(安川)洗面 朝課(維那中園・魚鱗關戸) 典座(児嶋・奥田)
    7:25日天掃除 8:00粥座
8:15 片付け・斎座おにぎり支度
8:35 各自支度
9:10 大勝院出発 マイクロバス・ハイエース・軽トラック
9:30 大槌町社会福祉協議会ボランティアセンター到着
9:55 桜木サテライト着 作業指示を受ける。
    スコップ10・かき出し棒2・レーキ2・デッキブラシ2・一輪車2 借用
10:00 佐々木家作業開始。途中、一休。
    家の中の家財道具運び出し・泥かき出し・・・8人
     谷藤・泉・吉田・神足・九鬼・安川・關戸・遠藤


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    屋外の泥土かき・土嚢袋に入れ運び出し・・・9人
     羽賀・脇坂・中園・児嶋・奥田・武田・長谷川・宮西・佐川

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12:00 斎座休憩
13:00 雷雨の為、桜木サテライトよりボランティア隊の活動中止、撤退を命じられる。
    家の外に出した家財道具だけを撤去場所に運び出す。ドリンクを戴く。
    雹が降ってくる。
13:30 桜木サテライトへ戻り、道具を洗い、返却。窓口へ報告。
13:45 桜木サテライト発。マイクロバス・ハイエース・軽トラック3台移動。
14:00 吉里吉里の瓦礫木材で沸かすボランティア隊による仮設浴場到着。
    15:00開始の為、準備中であったが、シャワーのみの使用許可を得る。
    4つシャワー設置。(12人)
    ハイエース・軽トラック(羽賀・谷藤・泉・児嶋・佐川)帰院。大勝院にて開浴。
14:55 吉里吉里ボランティア仮設浴場出発。
15:20 大勝院帰院。洗濯。
15:35 ミィーティング
15:45 3カ所避難所訪問。旧小学校とセンターの避難所の子ども達と遊ぶ。
    旧小学校(九鬼・中園・安川・長谷川)
    センター(武田・關戸・宮西・遠藤)
    旧小学校内自衛隊駐屯地訪問。(羽賀・谷藤・泉・關戸)
    →栄養ドリンクを人数分(70本)を提供。

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    センターに柔道着を届ける。(羽賀・谷藤・泉・關戸)
    →前半組の前野家からの柔道着の提供。
     前半に希望されていたのを受けた。

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    薬石支度(児嶋・奥田・佐川)
17:00 避難所を出る。
17:30 旧小学校でボランティア活動をしているNPO加盟団体(京大・同志社大など)より
    今晩の「勉強会ボランティア」の要請を受ける。

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17:40 自衛隊、御礼来院。
18:00 薬石
18:25 片付け・代表ミィーティング
19:00 全体ミィーティング
19:30 抹茶茶礼
19:45 大勝院出発。懐中電灯支給。統一ウィンドブレーカーを着用。
20:00 旧小学校にて3カ所の避難所の子ども達が集まり、「勉強会」。
    学習指導ボランティア。

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    栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。
21:00 学習指導ボランティアの反省会
21:30 旧小学校を出る。帰院。
21:40 活動日誌記入

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆6日目◆

5月3日(火曜日)天気;晴れ
1:10 米山SA着   1:25 米山SA発
3:35 磐梯山SA着 給油   3:45 磐梯山SA発
6:45 前沢SA着 粥座休憩
7:00 全日程組 開静洗面 朝課(維那中園) 典座(児嶋・長谷川)
    本堂にお参りの方々がおられた為、広間にて諷経する。
7:25 全日程組 粥座 片付け 部屋内掃除 洗濯 荷物整理
7:45 後半組 前沢SA発
8:40 全日程組 外作務
8:45 後半組 水沢市内にて給油
9:15 羽賀塾頭 大勝院到着。
    北上市よりJRにて遠野市入りし、妙心寺派常福院様の送迎で上山。
9:20 一休 9:40 斎座支度
10:30 後半組 大勝院到着  栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。
    到着諷経(大勝院本堂) 到着茶礼(大勝院広間) 荷物の運び出し
11:10 大勝院住職挨拶 斎座
11:35 全日程組 斎座片付け  後半組 前半組の活動スライドショー報告会
    バスドライバー2人休息
14:00 ミィーティング 支度
     目薬・ウィンドブレーカー・腕章・タスキ・Tシャツ 支給
     ブルーグリーンシート・茶碗・スプーン・茶筅・抹茶粉・菓子・プレート皿・ポット・水筒(湯)・
     支援物資
14:20 炊き出しその3「お花見呈茶」


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    大勝院周辺にある町指定の避難所3カ所に分かれて訪問。
    フリー[谷藤(邦)・長谷川]
    旧金沢小学校[羽賀・泉・九鬼・奥田・安川・佐川・常福院様]
    金沢公民館[脇坂・吉田・児嶋・關戸・遠藤]
    金沢生活改善センター[神足・中園・武田・宮西]パックドリンクを戴く。
15:30 旧金沢小学校に集合 大勝院法要の為、帰院せずに呈茶道具はハイエースへ。
16:00 薬石支度(小学校給食室) 常福院様下山。
    炊き出しその4「ミートソーススパゲッティとベーコンオニオンスープ」
    小学校45人前・公民館45人前・センタ35人前

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17:15 スープを3カ所に配達。
17:30 順次、ミートソースとスパゲッティを3カ所へ配達。
18:30 給食室片付け 旧小学校避難所の東司掃除
18:50 旧小学校撤退 帰院 薬石支度
19:30 薬石「スパゲッティとスープとカレーうどん」
19:50 片付け・代表ミィーティング
    代表者;羽賀・谷藤(邦)・泉・吉田・脇坂・神足・バスドライバー2人・
        九鬼(全日程組)・児嶋(全日程組)
20:20 全体ミィーティング 活動日誌記入
    栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。
※昼に避難所でチャンチャン焼きの炊き出しがあった。
 13:30-15:00 旧小学校避難所にて将棋大会が開催されていた。
 朝から夕方にかけて、3カ所の避難所の約半数の人が花巻温泉へ外浴で出かけていた。

第一陣の全体活動報告はこちらのPDFで。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆5日目◆

5月2日(月曜日)天気;曇り 終日強風
0:15 前半組 磐梯山SA発
2:25 前半組 米山SA着 給油 2:45 前半組 米山SA発
4:15 前半組 有磯海SA着 4:25 前半組 有磯海SA発
5:40 前半組 尼御前SA着 5:55 前半組 尼御前SA発
7:30 全日程組 開静洗面 朝課(維那中園) 典座(児嶋・長谷川)
         8:00粥座 8:30片付け・斎座おにぎり支度・出発支度
7:25 前半組 多賀SA着 粥座休憩 給油   7:50多賀SA発
8:05 前半組 京都東IC
9:00 前半組 花園禅塾到着 荷卸し 水筒・安全靴・寝袋返却 解散
   栗原教学部長・花園大後藤部長に電話報告。
9:30 全日程組 茶礼後、ハイエースにて出発
    移動中、沢山サテライトから桜木サテライトへの変更の電話が入る。
    沢山サテライトに寄り、桜木サテライトの場所を確認。
10:15 桜木サテライト着
    強風の為、自衛隊もボランティア隊も活動中止になる。
    屋内作業依頼を受ける。
10:50 岩間家の床下に消石灰を撒き、水で固める消毒作業。


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11:05 作業終了。桜木サテライトへ戻り、道具返却。窓口に報告。
11:20 桜木サテライト発。
    大槌町内の被害状況を巡回視察。
12:30 大勝院着。
13:00 斎座
14:30 荷物整理・物資の仕分け・広間の法要設営
16:00 一休
16:30 仕分け・設営再開
17:00 全日程組 順次開浴
17:30 後半組 花園禅塾集合
18:00 後半組 花園禅塾出発 マイクロバス(11人)
    花園大学 篠崎事務局長 的場庶務管理課員 見送り
18:55 後半組 京都東IC
19:00 全日程組 薬石「大勝院供養」
19:45 後半組 多賀SA着 薬石休憩
20:30 全日程組 活動日誌記入
20:40 後半組 多賀SA発
21:10 全日程組 ミィーティング
22:55 後半組 小矢部川SA着 給油
23:10 後半組 小矢部川SA発
※羽賀塾頭、東京より新幹線にて岩手県入り。北上市投宿。
    栗原教学部長・羽賀塾頭・花園大後藤部長に電話報告。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆4日目◆

5月1日(日曜日)天気;曇りのち晴れ
7:00 開静(近藤)洗面 朝課(維那中園・魚鱗髙田崚) 典座(田口・谷藤禅・河村)
    7:25 日天掃除 7:55粥座
8:10 粥座片付け・斎座おにぎり(23人分)支度・出発支度
9:05 出発前確認
    軽トラック・・・長靴   マイクロバス・・・何も乗せない
    ハイエース・・・各自の荷物・救急箱・水筒大・予備タオル・トイレットペーパー・斎座弁当・菓子類
9:25 大勝院3台出発
9:45 沢山サテライト到着
9:50 作業内容の指示を受け、移動。
    作業開始。道路や民家前に積み上げられた泥土を土嚢袋に入れて運び出し撤去。


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10:55-11:05 一休
12:10 サテライトへ戻り、斎座休憩。
13:00 現場へ移動。作業再開。
14:10 サテライトにある土嚢袋不足の為、作業終了。
    民家前の泥土を優先に片付ける。
    道具を洗い、返却。窓口に活動終了の報告と明日の確認。
14:40 沢山サテライト出発。3台とも大勝院へ。
15:00 大勝院帰院
    全日程組は長靴・カッパ・ゴム手袋の洗濯。
    前半組は活動日誌記入・荷物整理。
16:00 全体ミィーティング
16:15 前半組活動終了 大勝院をマイクロバス出発(16人)。寝袋・水筒・安全靴
    全日程組見送り後、片付け・開浴。
17:30 全日程組 大勝院出発(5人)
    釜石市にてハイエース給油。
18:20 全日程組 薬石「外食」
    前半組 岩手県東和町東和温泉着。開浴(ボランティア活動員は無料)と薬石休憩。
    金、実家の迎えの車で秋田へ帰郷。
20:00 前半組 東和温泉出発(14人)。
    細川、タクシーにて出発し、夜行バスに乗り換えて東京へ帰郷。
21:00 全日程組 帰院。活動日誌記入。ミィーティング。
    金、授業寺着。
21:25 前半組 長者原SA着   21:40 前半組 長者原SA発
23:50 前半組 磐梯山SA着
    栗原教学部長・羽賀塾頭・花園大後藤部長に電話報告。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆3日目◆

4月30日(土曜日)天気;晴れ→雨(15:00)
金谷復帰。
7:00 開静(前野)洗面 朝課(維那中園・魚鱗児嶋)絡子とタスキを着用
   典座(田口・今泉・香取) 7:20日天掃除 7:50粥座 8:10粥後片付け・広間掃除
8:45 出発前支度 秋田圓福寺様合流される。斎座(弁当)をいただく。
     水筒・目薬・ウェットティッシュ・ヘルメット・革手袋・カッパ・長靴・ゴーグル・防塵マスク・
     紙マスク・軍手・ゴム手袋・タオル・安全靴・弁当・着替え・ウィンドブレーカー・入浴道具・
     救急箱・トイレットペーパー
9:25 大勝院出発 マイクロバス・ハイエース・圓福寺様車
9:50 大槌町社会福祉協議会ボランティアセンター到着
    活動サテライトの指示を受ける。保険は大学で全員分まとめて登録済み。
    圓福寺様の分のみ町に保険をかける。
10:20 沢山サテライトに移動 作業場所と内容の指示を受ける。一輪車6・スコップ5
   スコップや一輪車などはサテライトで借用できる為、持ち込まなくてよい。
上野家の畑敷地内の瓦礫片付け。


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木材と畳、その他の物に仕分ける。
   仕分けた瓦礫を運び、撤去。動物の死骸がでてくる。ボランティアセンター員が駆除。
   足場悪い。途中、一休をはさむ。
12:00 沢山サテライトへ戻り、斎座休憩。
13:00 現場へ移動。作業再開。

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14:00-14:10一休 菓子と水を上野家より供養戴く。
15:00 作業終了。沢山サテライトへ戻る。道具を洗い、返却。
    サテライト窓口で活動の報告を済ませ、明日の指示を受ける。
15:35 沢山サテライト発。
    マイクロバス(17名)は寺町浴場へ。ハイエースと圓福寺様車は大勝院へ。
15:45 大槌町寺町自衛隊設営浴場に到着。
    被災者優先浴場の為、3人ずつ。黄色の統一ウィンドブレーカーは脱いで浴場へ。
16:00 ハイエース乗車組(典座班;田口・今泉・香取)大勝院で開浴。
17:00 寺町浴場発。
17:25 大勝院にマイクロバス組到着。ドライバー大勝院にて開浴。洗濯。
18:00 薬石「まぜごはん」
18:25 薬石片付けと代表ミィーティング
19:00 全体ミィーティング 活動日誌記入(4/29と4/30の2日分)
    栗原教学部長・羽賀塾頭・花園大後藤部長に電話報告。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆2日目◆

4月29日(金曜日)天気;晴れ
2:00 米山SA着 給油
2:20 米山SA発
5:15 安達太良SA着
5:30 安達太良SA発
7:55 前沢SA着 粥座休憩 給油
8:45 前沢SA発
    マイクロバスは花巻PAへ向かう。ハイエースは岩手県奥州市長泉寺へ向かう。
9:10 ハイエース 長泉寺(東北教区災害対策本部)着 軽トラックを借用。
           米や水、線香などの物資を調達。本山の腕章やタオルなども預かる。
9:15 マイクロバス花巻PA着
9:40 ハイエースと軽トラック 長泉寺発
10:20 ハイエースと軽トラック花巻PA マイクロバスと合流
10:30 花巻PA3台出発
12:55 岩手県大槌町 大勝院へ3台到着
    到着諷経(大勝院本堂) 到着茶礼(大勝院広間) 荷物の運び出し
    斎座支度[田口・谷藤(禅)・金]
13:40 斎座(カップラーメン) 大勝院住職挨拶
14:45 ミィーティング~各組出発
    髙田(崚)と金谷を病僧部屋で休ませる。ドライバー2人休息。
15:00 炊き出しその1「お花見呈茶」


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    大勝院周辺にある町指定の避難所3カ所に分かれて訪問。
    フリー[谷藤(邦)・今泉・阿邉]
    旧金沢小学校[髙田(英)・田口・九鬼・谷藤(禅)・香取]
    金沢公民館[細川・児嶋・鈴木・河村・四ッ谷]
    金沢生活改善センター
[浅野・中園・金・長谷川・前野・近藤]
16:30 旧金沢小学校に集合 薬石支度(小学校給食室)
18:00 炊き出しその2「豚汁うどん」小学校40人前・公民館40人前・センタ35人前
    17:30の予定だったが、30分遅れで、3カ所の避難所に豚汁うどんを配達。
    給食室片付け

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18:30 大勝院帰院~開浴ナシ
19:00 薬石「レトルト丼」 髙田(崚)復帰
19:15 片付け・代表ミィーティング
    代表者;谷藤(邦)・髙田(英)・浅野・細川・バスドライバー2人・
        今泉(4回生)・阿邉(4回生)・九鬼(全日程組)・児嶋(全日程組)
20:00 全体ミィーティング~消燈
    栗原教学部長・羽賀塾頭・花園大後藤部長に電話報告。

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花園禅塾 ボランティア活動〈第一陣〉◆1日目◆

4月28日(木曜日)天気;雨
14:00 ニッポンレンタカーでハイエース1台レンタル。
14:46 花園大学内「祈りと希望の鐘」黙祷 花園大学教堂「祈りと希望の法要」
16:00 花園禅塾開浴
17:30 前半組が禅塾へ集合~出発前「ボランティア無事祈願諷経」


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18:40 禅塾前を23人(バスドライバー2人含む)出発
 マイクロバスとハイエースの2台
    水筒・パン・寝袋・安全靴・食事代を支給 集合写真
    花園大学 篠崎事務局長 後藤部長 藤井学生課長 児嶋財務課長 吉田准教授
    妙心寺派宗務本所 上沼常任布教師  京阪京都交通 村上課長   見送り
20:05 多賀SA着
20:20 多賀SA発
21:00 松井宗務総長・栗原教学部長・羽賀塾頭に電話報告
22:55 小矢部川SA着 薬石休憩
23:35 小矢部川SA発


出発当日の朝のこと。禅塾で大切にされている心と心をつなぐ、つないでいく「タスキ」に河野太通管長猊下より、ボランティアで大切な同一眼に見、同一耳に聞き、一つの目標に向かって共に歩む精神である「手を把って共に行く」と揮毫をしていただきました。


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花園禅塾 ボランティア活動 趣意と概要

 妙心寺の花園禅塾では、下記の趣意のもと、未曽有の東日本大震災被災地へのボランティア活動を行なうことにしました。
--------------------------
 これまで、災害におけるボランティア活動を、花園禅塾として組織し行なってまいりました。この度の未曽有の東日本大震災において、花園大学に通う塾生たちは、報道で目にする耳にする状況に胸を痛め、大型連休を利用して現地で苦しんでいる方達のためにお役に立ちたいとボランティアを願い出てまいりました。
 しかし、花園禅塾だけでボランティアに向かうことは難しく、そこで妙心寺派宗務本所・花園大学に支援を依頼申し上げます。
 この趣旨にご賛同頂ける花園大学の学生たちにも広く呼び掛けて、少しでもお役にたてられるように勤めてまいりたいと考えております。また学生たちは学業が本分であるため、授業の妨げにならぬよう注意をはらい、安全第一を考えて細心の注意を払って行いますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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それぞれの日程の記録と写真は、本ブログで日にちを追って掲載しております
くわしい報告書は、下記のPDFを御覧ください。
東日本大震災復興支援ボランティア活動〈第一陣〉報告(pdf)
東日本大震災復興支援ボランティア活動〈第二陣〉報告(pdf)
東日本大震災復興支援ボランティア活動〈第三陣〉報告(pdf)
東日本大震災復興支援ボランティア活動〈第四陣〉報告(pdf)
東日本大震災復興支援ボランティア活動〈第五陣〉報告(pdf)

FACEBOOKページ "東日本大震災-禅僧たちの活動"も御覧ください。

by 管理者  at 10:17  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)