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月在青天水在瓶(つきはせいてんにあってみずはへいにあり)

月は青天に皎々と輝き、水は瓶の中に静かに収まっている。当たり前のことです。柳は緑、花は紅、眼は横に鼻は縦に、柱は縦に敷居は横に、犬はワンワン、猫はニャンニャン、カラスはカァーカァー、見るがまま、聞くがまま、あるがままの消息以外に法があるはずがないというわけです。…(中略)…月は青天に、水は瓶の中にと、あるべきところにきちんとある、人間として当たり前のことを当たり前にやる、あるべきようにやっていく、これを措いて別に道があるわけではないというのです。私たちももう一度、あるべき姿をじっくり考えてみようではありませんか。

《原典・槐安国語/引用・細川景一著『白馬蘆花に入る』(禅文化研究所)より》

写真 雲水/建長寺僧堂

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